船舶事業

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私たちの仕事

OUR WORKS

海を守り、未来へつなぐ

船舶事業では海上保安庁船・艦艇・商船の新造・修繕を主に行っており、それぞれの船舶事業に合わせた特殊な技術で作業を行っております。近年では環境に優しい船体を求められる時代となった事もある為、安心・安全などの面で注目されています。

 また、現代ではスチール製の船だけではなく、軽量と耐食性に優れたアルミ船の製造に従事出来る技術を有しているのも我社の特徴です。

 作業的にも他国との受注生産、コスト削減・品質向上を強いられる中、会社が一丸となり世界と向き合える製品を造って行きます。

作業の紹介

PROCESS

船舶作業は船体を製造するために鋼材板を図面に合わせて切断加工し、加工後に取付・溶接の順序でブロック化し、最後にブロックを合わせて船体形(一体化)にしていく高度で特殊技術の重要性が求められています。

組立

組立では鋼材を設計図面に合わせた寸法に切断加工し、その鋼材を使用し船体をブロック化していく作業です。組立を行うにあたって、ガス切断機・溶接機(アーク溶接。半自動溶接)ジャッキ・ハンマー・レベル(計測器)等を使用して組立作業を行います。

溶接

溶接では半自動溶接(CO2)が主に使用され、鋼材を組立後に溶接作業を行います。溶接作業では高度な技術を強いられるので、完了後には品質保証の為、外観検査・各部分のRT(レントゲン検査)・UT(超音波検査)・浸透探傷検査・磁粉検査を行います。

歪取り

組立・溶接作業を完了後に熱影響で部材が歪み・曲がりなどの影響が生じます。その為に品質・計測(寸法確認)を行い、曲がり・倒れ・歪の確認を行い不具合箇所が生じた箇所を矯正ガスバーナー・ジャッキ・レバーブロックなど使用し矯正加工を行う高度な技術を必要とする作業です。

修理船の船殻作業

船舶の損傷箇所を修復するために行われます。まずは、損傷箇所の視察や評価が行われ、その後、必要に応じて鋼板の切替などの作業が行われます。新造船と同様に取付・溶接の作業があります。

作業実績

ACHIEVEMENT

  • 防衛省船
  • 官公庁船
  • 一般商船
  • 南極観測船「しらせ」

など

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